12/8不自由展実行委員会シンポジウム開催します!

表現の不自由展中止事件の〈本質〉とは何か

再考:検証・報道・批評の眼差し

 前代未聞の検閲事件、「表現の不自由展・その後」は展示再開で幕を閉じました。しかし、事件が投げかけた多くの問題はいまだ未解決であり、また知られていないことが数多くあります。

 企画から実現に至る過程の異常さ。安全を掲げた展示中止判断のあやふやさ。多くのボイコット海外作家が「検閲」と呼んだ真意。公正さを欠いた検証委員会のやり方、報道の偏りはなぜ起きたのか……

 過去から学ぼうとしないとき、再び過ちがくり返されます。現在の日本社会の保守反動化、検閲事件の増加がまさに証明することです。

 表現の不自由展実行委員会が、当事者の立場から、あの事件を証言し、問い直します。

【不自由展実行委員によるシンポジウム】
アライ=ヒロユキ(美術・文化社会批評)
「キュレーションという検閲」

岩崎貞明(『放送レポート』編集長)
「表現の不自由・報道の不自由」 

岡本有佳(編集者)
「少女像の何が語られなかったのか」

コメント:番園寛也(2015年不自由展実行委員)

【特別発言】安世鴻(写真家)
「ニコンとあいトリーー2つの中止事件」

日時:2019年12月8日(日)午後2〜5時(開場13:30)
会場:専修大学神田キャンパス5号館551教室
 JR「水道橋」西口徒歩7分
 地下鉄「神保町駅」出口A2徒歩3分、「九段下駅」出口5徒歩3分
資料代:1000円、非正規・学生無料

主催:表現の不自由展実行委員会  
共催:メディア総合研究所
問合せ先:info@fujiyu.net

———-新刊案内—————

『あいちトリエンナーレ「展示中止」事件:表現の不自由と日本』
岡本有佳・アライ=ヒロユキ 編 岩波書店
四六判256頁  本体価格1,800円+税 2019年11月27日刊
 
【主な内容】
◉蟻川恒正:国家と文化
◉岡本有佳:〈表現の不自由展・その後〉中止事件〜当事者として記録する二七〇日の断章
◉アライ=ヒロユキ×常見陽平×武田砂鉄
座談会「つくり手をなめる社会は衰退の道を行く」
◉岡村幸宣◉前川喜平◉中野晃一◉北原みのり◉西谷修
ミキ・デザキ/樫村愛子/深澤潮/安田菜津紀/いちむらみさこ
イトー・ターリ/前山忠/長澤伸穂/チョン・ユギョン

クラファンいよいよ残り1か月

– 〈表現の不自由展・その後〉再開に要した活動費を募る
クラウドファンディングご協力のお願い
■12月26日(木)23時まで。ご支援よろしくお願いします。
https://readyfor.jp/projects/fujiyu
「レディフォー 不自由展」で検索
■郵便振替も可能10140―94898811 加入者名:表現の不自由展実行委員会

【予告】
表現の不自由展中止事件の〈本質〉とは何か in名古屋  
2019年12月21日(土) *詳細はHPでお知らせします。

公式HP■http://fujiyu.net/fujiyu/
FB■https://www.facebook.com/hyogennofujiyu/
ツイッター■@hyougen_fujiyu

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です